第二回北海道勉強会

 2018年1月24日 霞が関ビル31Fにて行われた第二回北海道勉強会。満席の31名様の参加をいただきました。ありがとうございました。

 

 講演第一部 日本ソムリエ協会認定のシニアソムリエ office amakawa代表の天川仁先生に「北海道のワイン(北海道ワインとは異なります)」についてお話をいただきました。日本のワイン史の全体像に加えて、北海道のワインは日本では後発ながら正統派を貫き、今日世界有数のワイン産地となるポテンシャルを備えている、既に本場フランスのワイン業者の進出が見られる、等々、期待が大いに膨らむお話をいただきました。

 

 講演第二部 東京稚内会会長で、消音エンジニアリングのアルパテック㈱代取締役会長の小坂輝雄先生。

 出身地の稚内について、その歴史を深く掘り下げていただきました。

 北方警備の為に幕府より派遣された津軽藩士、会津藩士の多くが水腫病でたおれ、その予防の為に宗谷地区でコーヒーが使用されたのが、コーヒーが庶民が一般的にコーヒーを愛飲する最初と言われていること、ストーブの発祥の地が稚内であること、南極物語、タロ、ジロの涙を誘う逸話と南極観測船「宗谷」の不思議な幸運な運命など盛りだくさん。

先人の苦労と努力、人のみならずタロジロの辛抱、「宗谷」の頑張りが作り上げた今日に感謝の念が湧いてきます。

 

 講演後、霞が関ビル1F 上海レストラン&バー 檸檬(Lemon)にて懇親会が行われ、講演のテーマでもあった北海道のワイン(白、赤)を皆で試飲、22時までの2時間を楽しみました。