熊本県天草市、上島から瀬戸大橋を渡って下島へ、国道226号線を南下して間もなく道の左に周辺の農村風景と場違いのように大勢の人が集まり何やらしている。
その割には周辺に特に大きな駐車場や多くの車は見当たらない。
何と、実際の人間はごくわずか、多くの案山子で作られた光景だった。
「宮地岳かかしまつり」は五年前より宮地岳町で開催している春の風物詩、聞けば約370体の案山子の競演ということだ。
何といってもびっくりするのは案山子の数のみならず、個々の案山子の表情と動作のアイデアのすばらしさ。懐かしい土搗きの光景、近くの川での釣り風景、祭りの行列、たらいでの洗濯姿や入浴姿等々、見渡す限りに案山子が生き生きしている。
まずは、二本の動画をゆっくり楽しんで下さい。
この中で本当の人間は何人いるでしょうか?
ボーカルのお父さん、囃子手の3人、審査員の村の偉い方、アサヒビールでの酒盛り、、、、、、
生き生きしてます。
本当に楽しいですよ。2018年は3月18日~5月6日までと結構長く頑張っているということです。
因みに、雨の日は彼らはどうしているのか? 町の方々が一体一体袋をかぶせて守るということでした。
ご苦労様です。