第九回北海道勉強会

 令和2年のなまらいいんでない会イベント初めは1月22日(水)の第九回北海道勉強会から。

 

 第一部はなまらいいんでない会応援認定005 お取り寄せダイニング十勝屋を運営する、㈱グリーンストーリープラス代表 林 真由(はやし まゆ)先生による、

「知られざる北海道の食の魅力」。

 あふれるような北海道愛、全道食の生産者との体当たりの結びつきのエピソードを多数ご紹介いただき、生産者の顔の見える食材、食情報の提供(「食べる通信」)を通じて消費者と生産者の距離を縮める、輸入品を中心とした安価ビジネスと対極の、食の価値、生産者のモチベーションを高める取り組みに日本の将来の活路の一つを見させていただいたような感じが致します。

 参加者からは、「このような若い方が未来の日本を創るんだ」という賞賛の声まで聴かれ沢山の気づきと感動をいただいた講演でした。

 

 第二部は恒例となりつつある? 北海道の伝説シリーズ第二弾。

 ホスピタリティ機構理事長で作家の 野口 幸一(のぐち こういち)先生による、「弘法大師伝説」。弘法大師といえば全国各地にその伝説を残しているが、北海道には真言宗のお寺は後世になっていくつか出来たが、伝説と言えるものは意外にもほとんどない。

 然しながら野口先生より、北海道日本ハムファイターズ時代の大谷翔平で有名になった目標管理シートは、空海が中国より持ち帰った曼荼羅をもとにした「マンダラート」であるとの紹介。やはり弘法大師は高野山に籠り今なお伝説を生み続け北海道にもしっかりと関わり合いを持っていた。先生のロジックと話術に納得?の講演でした。

 

 今年のスタートも充実したものになりました。本年も宜しくお願いいたします。